Kostas Maros 写真展
            

                                           
Cabaret Bizarre

2025年4月4日(金)〜 4月26日(土)  Kostas Maros作家略歴

コスタス・マロス(写真家)× 北桂樹(現代写真研究家)
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ゼラチンシルバープリント Ptinted by 久保元幸

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2007年ファブリス・ノワールはスイスがかつて見たことのないナイトライフを思い描いた。華やかさと奇抜さを兼ね備えた型破りのキャバレー。それは、五感を使って遊ぶ場所でもあった。そして、1930年代初頭ベルリンのキャバレーにインスパイアされた「キャバレー・ビザール」が始まった。志を同じくする2人の人物、テカ・マーチャントとニコラ・クレールは、ファブリスのビジョンに共感し、事業に参画することに決めた。


出演者、ミュージシャン、スタッフは熱心なファンのために全身全霊を注いでいる。『キャバレー・ビザール』は、個性派、自由主義者のための居場所である。 時にはBeautifulに、時にUglyに。 夜は仮面舞踏会となり、主役が観客へと移り変わる。


2008年のバーゼルでの舞台から、スイス全土、そしてヨーロッパ全土で開催された。 チューリッヒ、バーデン、ジュネーブ、ローザンヌ、ストラスブール、ベルリン、ミュンヘン、ナポリ、バルセロナを訪れた。 さまざまな国や地域から人々が集い、誰もが異世界の舞台『キャバレー・ビザール』を観ることができるようになった。 異なる背景を持つ人々が集まり、社会の「常識」から逸脱した者たちをも歓迎してくれるある種のインクルーシブな舞台でありたいという理想は、今日においてますます重要な意味を持っている。


本作は2015年にスイス・プレス賞(第3位)を受賞し、チューリッヒ州立美術館、スイス国立博物館などスイス国内で既に数回展示されている作品です。 今回、スイス国外では初めて展示いたします。


*プリント制作協力:ザ・プリンツ (久保元幸)*後援:在日スイス大使館

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