「1//fの太陽」
田中 亜紀
Aki TANAKA
2011年4月発行
2,100円+税
上製本/写真52点
サイズ 135×195×10mm
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晴れた日は、澄んだ空を見上げて、
そこにあるはずの太陽を探す。
一番よく見上げるのは日本の秋空。
鮮やかに朱色にそまる澄んだ空気の中、
太陽の日差しにつつまれると、とても気持ちがよい。
輝く暖かい日の光、木々のざわめきやその香り、
風のささやき、澄みきった空気。
身体をとりまく全ての波が
私を温かい気持ちにしてくれる。
風、水、火、音、光、太陽。
そして人にも、ゆらぎは存在するという。
(著者あとがきより抜粋) |
「游ぐ太陽」
田中 亜紀
Aki TANAKA
2010年4月発行
2,100円+税
上製本/写真53点
サイズ 135×195×10mm
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太陽は生命の源であり、希望、幸せ、未来、そして、生きる喜びを私に感じさせてくれます。
2002年、私が撮影した沢山の写真に写る太陽に出会い、いつも光を目で追いかけている自分に気づきました。以来、今私が感じる目に見えない何か―香り、 音色、ぬくもり、苦しみ、喜び、悲しみ、不安、痛み、優しさ、希望、記憶のような、目眩いのする何かを太陽と光で、写真に写し取りたいと思うようになりま した。
(著者あとがきより抜粋)
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「沁みる太陽」
田中 亜紀
Aki TANAKA
2007年6月発行
1,905円+税
上製本/写真42点
サイズ 155x230x9mm
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この写真集からあふれるのは、太陽光に射ぬかれた抽象化された植物であり、それらを包み込んで漂う大気の層の多彩さであるだろう.
写真家は、あとがきで目に見えない「香り、音色、ぬくもり、苦しみ、喜び、悲しみ、不安、痛み、優しさ、気持ちよさ、記憶、希望、そして目眩いがするような何か」を写真にしたいといっている。
これらのリアルではない、想念の姿を写真として表現するのは、難しいことである。
ほとんど不可能である。
しかし、なにものかに仮託して、それらの想念を代替することはできる。
作家にとってそれは、植物と大気の層であるが、写真になるともはやそれらの原型は消え失せていき、イマジネーションが広がっていくという陳腐な印象を超えていく気配すらある。 |