TOMIYASU SHIRAIWA

白岩登三靖・世界と私

2023年8月4日(金)〜8月26日(土)
※8月11日(金)〜8月15日(火)は夏季休廊

★8月25日(金) 18:00〜20:00までクロージングパーティを開催致します。
※予約不要、参加無料  どなたでもお気軽にお越しくださいませ。  

白岩登三靖 作家略歴

(作家略歴に修正箇所があり、7月19日に更新致しました)

キュレーター  高橋国博
オーガナイザー 白岩砂紀

              2023年8月期写真展につきまして。            

思いも掛けない、緊急な事柄から2023年8月期写真展の企画、キュレーターを髙橋国博が行うことにいたしました。 現役になった「ウキウキ」する気持ちと「故 白岩登三靖氏」の思い、意志をどこまでお伝え出来るかとても心配でございます。 「故 白岩登三靖氏」の長女 白岩砂紀氏にオーガナイザーとして、ご相談を申し上げました。 快諾を戴き8月期写真展の運びとなりました。 「故 白岩登三靖氏」は1940年生まれ、2002年62歳の若さで他界されました。 「故 大辻清司氏」とも親交があった「故 白岩登三靖氏」の作風は実に幅広く「大辻清司写真実験室」を彷彿させられます。 まさに「 白岩登三靖写真実験室」がギャラリー冬青で展開されます。 作品を偲び、その時代ともに楽しんで戴きたいと思いから、マットの経年劣化も含めて在しまま展示させて戴きます。 (新しいマットをご希望の方は髙橋までお申し下さい。) 8月8日・22日・24日を除きオーガナイザー白岩砂紀・キュレーター髙橋国博は在廊を致す予定でございます。是非、写真談義に訪れて戴けます様、お願い申し上げます。  キュレーター髙橋国博


オリジナルプリント

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自分が見てみたいと望むもの、それを自らの手で作り出したいと様々な試みを続けています。私の表現手段は、絵画やデザインそれと写真です。そうした作品を作ることは、ささやかではあるけれど、物に支配されているこの現実世界で希薄になってしまった自らの在りようを、なんとか自分自身に取り戻し、実感することにつながる。おそらくそうなのだと思っています。
白岩登三靖(写真家/グラフィックデザイナー)

父が他界して20 年が経ちました。彼の作品はいつでも、いつまでも、私たち残された家族に自分自身の在りようを問い続けてきます。僕はこうだ、君は?と。20 年経った今、あらためて父の作品と対峙した時、私はいったいどんな自分を実感するのか。ふいに訪れたこの機会に考えてみたいと思い至りました。
白岩砂紀(グラフィックデザイナー)


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