渡部 さとる写真展 ニューヨーク 紐育 2001年7月
作家略歴
−展示案内−
ニューヨークに行ってみたのは、好きな写真家達がニューヨークを撮っていたから。 大した理由なんてない。ただ写真を撮ってみたかっただけ。 20年近く前にプリントされた印画紙には、誰からも頼まれず、発表するあてもなく、 ただ町を歩いて写真を撮りたいと思っていた40歳の自分がいる。 素直にカメラを向けられたのは、アメリカが幸せの絶頂にいたから。 その2カ月後、町の様子は一変してしまう。その直前の、緩く陽気でお人好しな空気は、 不思議と写真に写っている。 2001年に制作したゼラチンシルバープリントを展示。 渡部さとる