イスラエル・アリーニョ Israel Arino写真展 グラヴィティ オブ プレイス The Gravity of Place
作家略歴
−展示案内−
「グラヴィティ オブ プレイス」はブルターニュのDomaine de Kergue´hennecにて レジデンスをしていた時期に誕生したプロジェクトである。 このコンテンポラリー・アートセンター周辺の土地には30基以上もの彫刻があり、 かつて此処で過ごしたアーティスト達の痕跡、彼らの記憶や意義がこの地に刻まれている。 本シリーズで追求したものは“暗闇”による感情的繋がりの本質、表現の可能性における限界、 現実の知覚としての“場所”という概念である。 夜(暗闇)は、発見、神秘、喜び、象徴的 な空間を想起させ、 我々が実際に目で見ている以上のものを想像させる。 我々はマインドの世界、感知出来ない、偶然の領域に入っていく。 合理的というよりは感覚的であり、ページをめくるごとに表れては消えて行く、 無形のエレメントに満ちている。 イスラエル・アリーノ